ジルコニアは天然歯のような自然な輝きで、とても美しく、硬く、丈夫で健康度も高いため歯科の最高級の素材とされています。
金属を一切使用しないために生体親和性が非常に高く、硬くて強いことがジルコニアの最大の特徴です。人体に対する安全性(生体親和性)と強度から、整形外科の分野では人工関節の材料として活用されています。歯科においては、メタルセラミックと言われるメタルボンド内面の金属の代わりに、ジルコニアのフレームにセラミックを被せた(焼き付けた)構造を基本としております。メタルフリー素材であるジルコニアには、金属が溶け出すことによる歯ぐきの変色や金属アレルギーなどの心配がありません。
また、象が踏んでも壊れない、曲げに強くしなやかさがあると言われており、そのため奥歯やメタルフリーのブリッジも製作が可能です。さらに強度を高めるために、ジルコニア単体無垢のフルジルコニアクラウンとしても製作が可能です。
ジルコニアは光透過性が少ないため、オールセラミッククラウンと比べて審美的に多少劣ると言われておりますが、その光が透けない特徴を活かして、審美性を高めるケースもあります。土台の金属(コア)の色が透けるのを防ぐ「マスキング効果」が優れているため、ケースによってはオールセラミックよりも審美的に仕上げることができます。
表面が滑らかで汚れにくく細菌の付着が少ないため、より全身への健康度が高い点も大きなメリットといえるでしょう。
2020.02.25
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