マウスピース

歯ぎしり食いしばりについて

歯ぎしり食いしばりについて

歯ぎしりや、食いしばりは、主に睡眠中に上下の歯を強く噛み合わせる癖や、歯をギリギリと強くこすり合わてしまいます。どちらも日常生活において必要な動作ではなく、非機能的な行為とされています。歯科では、これらの不必要な歯の接触を「ブラキシズム」と呼びます。 原因は個人差が大きく、完全には解明されていませんが、ストレスや飲酒など、さまざまな要因が関与していると考えられています。 歯ぎしりや食いしばりを放置すると、歯や顎に大きな負担がかかり、時間とともに影響が深刻化します。これにより、歯の摩耗や欠け、破損だけでなく、顎関節への悪影響が生じることがあります。さらに、これが原因で頭痛や肩こりなど、全身の不調につながる場合もあります。適切な対応を取ることで、こうした影響を予防することが重要です。

マウスピース(ナイトガード)とは

マウスピース(ナイトガード)とは

歯ぎしり用マウスピース(ナイトガード)は、睡眠中に装着することで歯と歯が直接接触するのを防ぎ、歯ぎしりや食いしばりによるダメージを軽減するための装置です。 通常、上顎または下顎の歯にフィットするように設計され、夜間の使用を目的としています。ナイトガードは、個々の口腔内の形状に合わせてオーダーメイドで作製されるため、装着感が良く、快適に使用できるのが特徴です。 このマウスピースを使用することで、歯や顎関節への負担を軽減し、歯の摩耗や破損、顎関節症の予防に役立ちます。

スポーツ用マウスピースとは

スポーツ用マウスピースとは

スポーツ用マウスピースは、スポーツ中に起こる衝撃から歯や顎、口腔内を守るための装置です。特に格闘技、ラグビー、ラクロス、バスケットボールなど、競技者同士が接触するコンタクトスポーツでは、けがの予防に欠かせないアイテムです。 スポーツ用マウスピースには、市販の既製品と歯科医院で作製するオーダーメイド品の2種類があります。既製品は手軽に入手できますが、歯科医院で作製するマウスピースは自分の歯列やかみ合わせにぴったり合わせて作られるため、装着感が良く、競技中に外れにくいのが大きな特徴です。また、かみ合わせが安定することで、衝撃を効果的に分散し、より高い保護効果を発揮します。 オーダーメイドのマウスピースは競技中の快適さを損なうことなく、安全性とパフォーマンスを両立させることが可能です。

スポーツマウスピースの作り方

Step1 口腔内検査・型取り

口腔内診査等を行い、進行したむし歯や歯周病がある場合は事前に治療を行います。
その上で、型取りを行い、スポーツマウスピースを作製します。

Step2 スポーツマウスピースの作製

型取りしたデータをもとに患者さんに合わせたマウスピースを技工士が丁寧に作製していきます。

Step3 2回目のご来院

1週間ほどでお渡しが可能です。院内で装着し問題がなければお渡しとなります。必要に応じてマウスピースの調整を行います。

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