ヒールオゾン
院長近藤隆一は、自身の使用経験から、歯科治療に有用で安全な治療機器として、2006年より自身の医院にてKaVo社Healozone(ヒールオゾン)を積極的に活用し始め、TBS「これが世界のスーパードクター6」(2007年3月10日放送)でも取り上げられました。
日本においてのヒールオゾンによる治療は保険診療の適応外となっておりますが、KaVo社からは世界で最も臨床例をこなしている歯科医とコメントされております。
自分の歯を残す事が重要視されている欧米諸国においても常識的な治療法として定着し始めており、有効性も確認されています。
現在、ヨーロッパ、中東、カナダ、ニュージーランド、オーストラリアでオゾン治療は積極的に取り入れられ、95%以上の顧客満足度を得られています。
日本が知らない医療

NEWSWEEKで「日本が知らない世界の医療」としてオゾン治療が紹介され、想像以上の注目を集める事となりました。 ニュース性だけでなく、オゾン治療は歯科医療にも大きな恩恵をもたらす事となりました。 ヒールオゾンはドリルによる切削を最低限としただけでなく、治療にかかる時間を短縮化し、しかも完成度を向上させた、歯科医師にも患者にもストレスフリーの診療を実現させたといえます。
オゾンとは

酸素が高電圧や紫外線にさらされた時に生成される、山岳地帯や雷雨の後の空気に漂う、新鮮と感じさせる匂いのもととなる気体です。
ヒールオゾンによるMI治療
ヒールオゾンはドリルによる切削を最低限としただけでなく、治療にかかる時間を短くし、従来の治療の完成度を向上させた、歯科医師にも患者にもストレスフリーの診療を実現させたといえます。
生まれ持った天然歯を強く美しいまま保つためには、初期段階での虫歯の治療が不可欠と言えます。
オゾンを用いた虫歯治療では、最小限の処置後、患部にオゾンを20秒間当てるだけで、99.9%の虫歯の原因菌を殺菌いたします。
処置後に適切なホームケア、ブラッシングを行うことにより初期段階の虫歯であれば8〜12週間で再石灰化天然歯に修復されます。(ただし、2〜3ヶ月おきの経過観察が必要となります。再石灰化の具合によっては治療に移行することもあります)また、歯根の治療においても、通常治療にオゾン治療を併用することで短時間での治療が可能となりました。
(※状況によっては対応できない場合がありますので、詳細はスタッフにお尋ねください)
審美治療の観点からも、オゾン治療により菌の繁殖を抑えることで、
詰め物、被せ物、セラミックスやレジン素材等を使用した際に、後々に起こりうる不具合の発生(詰め物の中からの虫歯、知覚過敏等)を抑制できるようになりました。
オゾンの特性
有害な残留物ゼロ
従来の塩素などの薬剤による消毒に比べ、オゾンによる消毒のスピードは約3500倍、なおかつ有害な残留物は一切残りません。
短時間で酸素(O2)に分解
強力な酸化・殺菌・消毒作用があるにも関わらず、短時間で酸素(O2)に分解される特性があります。
微量では人体に影響なし
オゾン治療で使用されるほどの微量であれば、人体に影響はないとされています。
(注:安全に治療を受けられるように、ヒールオゾンはわずかな漏れを感知すると瞬時に作動を停止します)
よくあるご質問
オゾン治療の疑問にお答えいたします
デントゾーン近藤歯科宛に「オゾンを利用した治療法」に関して、膨大な問い合わせが殺到しました。
それらの多くは「何をするのですか」「物凄く高額な治療費が必要ですか」という内容でしたが、それらの経験を元に質問を「FAQ」にまとめました。
オゾン治療は従来の歯科治療とは大きく異なるため簡単に伝えることが難しいのですが、治療法をご理解いただくことも仕事のひとつと認識しておりますので、まずは下記をご参照ください。
そして、オゾンを利用した治療法は、体験することで従来の治療との違いを理解していただけるはずです。
QA
むし歯は前歯でも奥歯でも治療可能ですか?
前歯・奥歯・再治療が必要な場合・乳歯など、さらに歯科医が担当する分野では様々な症例に応用できます。
どの程度の進行したむし歯に治療できますか?
応用範囲は広いため、進行度にかかわらず使用可能です。具体的には予防処置から、大きく穴が開いたような場合までが対象となります。ただし歯の根だけ、しかも先端しか残っていないような場合には適切な処置といえません。
神経をとる・とらないとか、関係なく治療できますか?
神経が生きて残っている場合はとらずに残せる確率が高くなりますし、最も有効に効果を発揮できるケースです。もし神経を除去した後でも確実な処置が期待でき、再治療を未然に防ぐ手段ともなりえます。
オゾンをあてるだけで治療は完了ですか?
オゾンをあてるだけで完了するのは、予防処置や口内炎の治療などに限定されます。通常の虫歯の場合は「削る・詰める」という行程も入りますが、一般的な「歯の治療」という行為と比較してわずかな切削量で、進行度によりますが麻酔も痛みもなく治療が完了する場合もあります。
オゾンを受けるメリットはなんですか?
オゾン治療は「魔法の治療」ではないので、虫歯の穴がオゾンでたちどころにふさがって「元に戻る」ことはありません。「削る量を最小限にし」「治療の痛みを軽減し」「再発を防止し」といったメリットがあり、簡単に言えば「歯に優しい治療法」といえます。
一度治療して詰めてある歯にも治療できますか?
オゾンが内部にまで浸透するとされていますが、詰め物の上からでは効果を得ることは困難です。治療済みの歯にも応用できますが、治療順序は「古い詰め物を取り外す」「形を整える」「オゾン治療」そして、ご希望と状態から判断した上で「型を取って詰める」「歯の色の合成樹脂を詰める」となります。
歯を一本治療するのに何回位で終わりますか?
まずはお口の状態を診断してからの判断となります。 オゾンで通院回数を大幅に削減できますが、虫歯の状態や口腔内の状況により大きく異なります。
オゾンで歯の神経をとる治療はどのようなものですか?オゾンをあてただけで神経をとる治療は終わりでしょうか?
・神経が生きて残っている場合は、できるだけ取らない方向で治療いたします。 ・もし神経を取る、あるいは取った状態の歯を治療するとした場合、神経の治療期間は最短1日で完了することも可能です。ただし、神経の分布状態と、どの部分の歯かという状況次第で2−3回となるケースも見られます。特に、一度治療を受けている場合、ほとんどが複数回の治療となります。
治療費ですが、初日に診察した段階で、教えて頂けるのでしょうか?
治療費は1歯1回につき3000円+消費税240円です。通常は一回のオゾン使用で充分ですが、状況により使用法が異なるため複数回の使用が必要な場合もあります。使用回数は初診時だけで完璧に予測できるものではなく、状況の改善度により判断する必要があります。
治療費が高すぎると思った場合は、治療しないという選択肢も可能ですか?
状態をご説明して、ご納得いただいた上で初めて治療を開始いたします。歯科医として「良い方法をおススメする」ことはいたしますが、最終的な選択はご本人の意思でお決めいただきます。
保険診療ではないのですか?
日本の医療体系ではカバーしきれないため、オゾン治療代金は保険適用外となります。ただし診断などは健康保険証をお持ちいただくことでカバーできます。
むし歯がひどい場合、削るそうですが、詰め物は、金属でしょうか?(見た目は何色でしょうか?)
DENT-O-ZONE近藤歯科の方針として、前歯だけでなく奥歯まで金属はできるだけ使用しないようにしています。使用する材料はセラミックスやコンポジットレジン(合成樹脂系)で、こちらも世界で最先端歯科医療を受けることが出来ますが、事前にご説明した上で選択していただくことを大前提としております。 日本の健康保険制度は疾病の治療と回復が目的であり、見た目をカバーするシステムではありません。保険診療だけを希望される場合は、歯の位置にもよりますが最終段階で金属が使用されます。保険外診療は「良い歯科医・悪い歯科医」を判断する基準ではなく、「制度でカバーできない部分を補う手段」と捉えてください。
通院しなくていいそうですが、その日だけで治してもらえるのでしょうか?
通常は初日に診断し、次回からオゾン治療となります。これは予約を取るだけで来院しない方がおられるため、初回の予約時間は30分に設定しております。この時間内では「診察・診断と説明」が対応可能な範囲です。
近くにオゾン治療をしてくれる歯医者さんがいません。飛行機で通院するので、数回通うのが限界です。
遠隔地から新幹線などで通院したいという方にはスケジュールを事前に組み立てし、便宜を計らうようにしております。ご相談に応じますので、あきらめないでください。
近所の歯医者では泣いて治療できない子供がいます、見てもらえますか?
歯科医やスタッフを見ただけで泣き出すことがなければ治療可能です。 ただし、押さえつけて動けないようする治療はいたしません。 虫歯の状態とお子様の協力度により治療できる場合もありますが、「せっかく来たのだから1回で治療を完了させてください」という希望を叶えられません。 お子様自身が治療に参加するという意識をもつことが大切なので、3歳児の場合、実際に治療を開始するまで数回の通院を設定して戴ければお子様でも対応できます。 また経験から、3歳児以下の場合は何もできずに終わることが多いといえます。
三歳児でカリエスが多発しているのですが、遠隔地在住のため、どうしたらよいでしょうか?
オゾンによる対応は可能ですが、3歳という点がネックとなります。 3歳児が耐えられる診療時間は15分が限界で、制限時間内に処理できる可能性はかなり低いようです。 通院可能であれば、数回に分けて治療がトラウマとならないように対処いたしますが、遠隔地からの来院となると難しいと思います。 押さえつけて治療することは、小児には拷問に近い行為なのでけして良い事ではありません。 まず「食生活で甘い食品を与えすぎていること」、「手入れが足りないこと」、この両者の可能性が高いのは、親が毎日ブラッシングして汚れを除去することが基本です。 この点をクリアーしないと、オゾン治療を実施しても無意味です。
オゾン治療のポイント
基本的に「虫歯・疾患」に定型はありません。
残念ながら、概要をお話していただいたとしても、歯の本数や口腔内の状況によりオゾンの使用方法が異なるため、
診断せずに回答することは不可能です。
ただし、診断しないでも言えることは、「オゾンを使用することで歯の治療法自体が大きく改善されたこと」です。
ご心配でしたら電話で予約をお取りいただければ、正確にコメントできます。
さらに体験してみれば違いを理解していただけるはずです。